高齢医療の現場を斬る!

高齢化社会を支えている地域包括支援センター【高齢医療の現場を斬る】

地域包括支援センターで
求められる看護師

地域包括支援センターで求められる看護師の役割

地域包括支援センターとは?

高齢者の身近な相談窓口として、各都道府県ごとに設置されている「地域包括支援センター」。高齢者の生活全般の手助けを行っており、高齢化が進む日本において欠かすことのできない場所です。今後はさらに、福祉や医療の需要が高まることが予想されます。「私はまだ若いから関係のない話ね♪」と油断している方は要注意!自分の両親が、突然の事故や病気で動けなくなってしまうかもしれません・・・これは例外なく誰にでも起こり得る可能性があります。そうしたときに、介護保険サービスや公的制度を利用することになるため、地域包括支援センターについて事前に情報収集しておくことが大切です。そこで今回は、地域包括支援センターで活躍する看護師の役割や在宅介護の問題も含めて、詳しく見ていきたいと思います。

地域包括支援センターへの転職

体力的にも精神的にもストレスが多い病院勤務。そんな環境で働く看護師が、「今よりもっと良い職場に転職したい!」と思うことは何ら不思議なことではありません。そんな中、新たな転職先として人気を博しているのが《地域包括支援センター》です。しかし、希少求人である上に空きが出ればすぐに枠が埋まってしまうため、「地域包括支援センターの求人なんて見たことない・・・」という方も多いと思います。地域包括支援センターにおいて看護師が担う仕事は、地域の高齢者が抱える福祉・医療・保険に関する相談に応じて適切なサポートをすることです。病院のように直接介護を手助けしたり医療行為を行うことがないにも関わらず、看護師たちが地域包括支援センターに惹かれた理由とは一体何なのでしょうか?ぜひ転職活動の参考にしてみて下さいね♪

似ている職場と関連情報

地域包括支援センターのように、高齢者の方々が生活に関する悩みを相談する窓口はたくさんあります。特に業務内容が似ている職場として挙げられるのは、老人福祉全般の相談に応じている保健所や老人介護支援センターです。このほかにも似ている機関や施設はいろいろありますが、どの職場でも「看護師」が大いに活躍しています。これから先、介護施設における看護師やケアマネージャーのニーズはさらに高まると言っても過言ではありません。だからこそ、看護師免許以外にプラスαの資格や能力が求められているのです。また、脳の病気が原因で起こる「認知症」を専門的にケアする、《認知症看護認定看護師》の需要もどんどん増えているのだとか・・・今後の転職やスキルアップをお考えの方は必見!将来のキャリアプランに役立つ情報が満載です♪

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看護師の役割・仕事内容 看護師の役割・仕事内容
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